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vol.15 NEW!

2009.8.6更新

トステム社員の仕事と暮らし:人を大切にすることが、安全や品質につながる

茨城にあるトステム大和工場で、新人教育やライン配属後のフォローのほか、安全や品質、環境活動の推進業務に携わる箱守社員。周りの人たちとのコミュニケーションや普段の暮らしから感じたこと、気付いた思いを語ってもらいました。

写真:木下 雅之 今回インタビューに答えたのは・・・

トステム大和株式会社
製造課
箱守 千春

「こころ」で会話をし、従業員の意識向上をめざす

写真:箱守 千春 「どのような手順で作業を行うのかといったライン工程の説明やお手本のほか、工場での身だしなみやビジネスマナーなどを教えています。配属先の現場で困らないように、不安なことをできるだけ最初に取り除いてあげることが大切だと思っています」。

主にサッシを製造する大和工場で、新たに入社・配属された新入社員の教育を担当している箱守は、工場の女性コーチとして、新人受け入れのほか、製造作業の安全・品質管理、作業員に向けたカウンセリングによるメンタル面の支援も行っています。また、安全に関するポスターを作って休憩スペースに貼ったり、危険予知トレーニングの実施状況を個人別に掲示したり、安全・品質の"見える化"活動により工場内の従業員の意識向上を目指しています。

「『何だか表情がいつもと違うな』『疲れているな』と感じた社員に声をかけて様子を聞き、仕事がしやすい環境、小さなことでも相談しやすい職場にできるよう、いつも心がけています。どの業務にも共通しているのは、コミュニケーションによって社員のこころや意識を変えていく活動だということです」。

箱守に寄せられるのは、「太陽の光が射すと作業するのに眩しくて見づらい」といった悩みから、「足元の段差がけっこう危ないのよね」などの発見までさまざま。制度や決まりに沿って社員を動かすのではなく、笑顔で語りかけ、社員自らの気付きや善意、行動によって、安全や品質、環境への意識向上を促しているのです。

写真:箱守 千春 「教育担当や安全・品質管理に携わって3年目になりますが、『危ないので気をつけましょう』など、誰に対しても注意をしなくてはいけないのが最初は大変だったんです。みんなから、うるさいと思われると嫌だなと考えてしまって……。でも、いま私が伝えないと、後で本人がケガしてしまうかもしれないし、製品に不具合が起こってしまうかもしれないですよね。今は、きちんと伝えることこそが、人を大切にすることにつながり、それこそが品質の向上につながるんだと理解しています。休憩時に工場で育てているグリーンカーテンの話をしたら、『苗を持ってきたから使ってほしい』と協力してくれる方もいるんです」。

大和工場は、3年連続で災害ゼロ。現在は、不具合ゼロを目指し、工場一体となって取り組んでいます。

仕事もプライベートも、仲間がいるから笑顔になれる

写真:ペットボトルのキャップ集め「オフの日は、フラダンスやソフトボールなどでからだを動かしていることが多いですね。木陰でみんなと輪になって話したりするのがとにかく楽しくて、プライベートも仲間のおかげで笑顔になれています。それから、スポーツをするときはマイボトルに飲み物を入れたり、外出時にはエコバッグを持っていくなど、極力ゴミを出さないようにしています。環境管理委員に選ばれてからは、『自分も何かしなくては』と強く思うようになりました」。

そうして休日に趣味やスポーツ、地区の缶拾いや、ゴミ分別のボランティアなどにも精を出している箱守。個人的に続けていた、ペットボトルのキャップを集めて、世界の子どもたちにワクチンを送る活動も、箱守の提案で今年から工場を挙げての活動に発展し、現在およそ50,000個を寄付しました。

写真:プライベート「仕事もプライベートも、自分の役割を全うして仲間の力を合わせることで、チームワークが生まれます。そのためには、人の意見を聞き、素直な思いや気持ちを伝えて信頼関係を築くことが大事です。私自身、上長や先輩、まわりの仕事仲間がいるからこそ向上できましたし、人のために動くことが、自分の成長にもつながっているのだなと感じています。この部署で、今の仕事に出会えて幸せです!」。

"漢方薬のように、じわじわと効いてくる"と称されることもあるという箱守の働き。言葉がけやコミュニケーションを通じた一人ひとりの意識改善に、今後も力を入れていきます。



エコキャップ推進協会が行う途上国支援。キャップ800個で子ども1人分のポリオワクチンになる。

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